12/30朝食 ALWARPETのWoodland

宿泊しているホテルは、タニカッチャヤマロード(舌を噛みそう)にある、Raj Palace。T-Nagarの中心にあり、ポンディバザールへも歩いてすぐに行けてしまうので、なかなか便利。

Raj Palace
Raj Palace

チェンナイにも無事着いたので、報告がてらアショカさんの家に挨拶に行こうということになった。ハニーがアショカさんの家に電話し、本人が居ることを確認したので、すぐに出かける用意をした。
アショカさんの家はALWARPETという場所にあり、そこはLife Styleという、芸能人がよく買いものに来るファッション系のお店の近くにある。

ホテルを出ると、さっそくアト(オートリクシャーのこと)が近づいてくる。本来だったら値段交渉してということだが、ホテルのボーイが、彼はジェントルマンだから安心して言ってきてとかいうので、勢いに押されて値段交渉せずに乗ってしまった。
暫くしてから到着し、いくらかなと思ったら、Rs50とか要求している。ハニーがここまでの額の相場を知っていたので、そんなの冗談じゃないということで、まけろ、ダメだの繰り返し。最後は相手が折れて、こちらの希望額を死守できた。最初に値段交渉をしておかないと、おのように後が面倒だ。
アショカさんの奥さんのチェラさんが出迎えてくれた。チェラさんは日本語は、いまのところ満足に話せないが、こちらが何を言っているのかは聞き取ることができるらしい。部屋に入ると、アショカさんも出てきて、しばし談笑。アショカさんは日本語の読み書きが出来るので(仕事もそういう翻訳を生業にしているようだ)、会話も日本語で行った。
で、なぜかカップめんをいただいた。アショカさん一家は、ベジタリアンなので、カップめんを食べることができない(付属のスープなどには魚や肉のエキスが入ってたりするので)。捨てるのももったいないということで、我々が引き取った。
我々は食事していないので、まずは腹ごなし。近くに良い店があるから、行こうということになって、アショカさんに連れて行ってもらった。

Woodland Hotel

アショカさんの家から斜め右向かいに、ミュージックホールがある。その門をくぐって、ちょっと奥に入っていくと食堂がある。表からは見えないので、初めてここを通る人はこんなところに食堂があるなんて気が付かないだろう。
菜食料理専門の食堂だ。後で知ったが、このお店はどうやら朝と昼だけ営業しているみたい。夜になると、入り口付近のWoodlandが開店。

バナナの葉

ズンズン歩いていくと...出ました、バナナの葉。綺麗にカットされて並べられている。リアルに南インドを感じる一瞬でもあった。これからここで食事を食べるのだと思うと、わくわくしてしまう。はやく食べたい。
ちなみにバナナの葉は、日本でも買うことができる。アジアの食材の多くが手に入る、アメ横のセンター街地下のお店で、キロ単位で900円ほどで買える。とはいえ、個人で使うならばせいぜい1枚2枚程度。ちょっとしたホームパーティを開いても、多くて10枚程度か。ちょっと消費しきれない。日がたつと悪くなってしまうので、なかなか個人で購入するのは躊躇してしまうのであった。

店に着いた。入り口がちょっと華やかだ。飲み水が設置されているが、我々日本人が飲むと、下痢してしまうかもしれない。せめて3ヶ月ぐらい滞在すれば、問題なく飲めるようになるのではないかと。地元の人たちで少々賑わっている。コーヒーを飲んだりしているようである。

店 店 店
手洗い場

食事の前に手を洗うとしよう。なにせインドでは、手食がデフォルトだ。このようにちゃんと手洗い場が設けられている。最近は手を洗うのが面倒で、日本でもスプーンとかで食べたりしているが、やはり手で食べるのは美味い。何から食べようかな...

ポンガル
まずはイディリから...と思ってたが、残念ながら切らしてしまっていた。イディリは人気が高いから、朝の早いうちに売り切れちゃったのかもしれない。しかし、ここはインドだから、他にも沢山のティファンが存在する。まずは肩慣らしというか、まろやかで優しいものをということで、ポンガルを食べる。
出てきたものがこれだ。プレートの上にバナナの葉を乗せて、ポンガルとサンバル、チャトニが付いて来る。スプーンが刺さっているが、使わずに手で食べよう。
ポンガルは、南インド版のお粥みたいなもの。ムーング・ダルと米をゆるゆるのマッシュ状態まで煮込む。なので手で触ってみると、ゆるゆるでポテッとした感じ。固さは感じられない。ショウガや、カシューナッツ、そしてブラックペッパーの粒が素晴らしいアクセントだ。食べ口はまろやかで優しい。このままでもおいしいが、サンバルやチャトニをつけて食べるのが格別美味い。
サンバルは、写真だとわからないが、具にサンバル・オニオンが入っている。小指大ぐらいの小さなタマネギで、タイのホムデンとかとは形状が異なる。名前もサンバル・オニオンという、まさにサンバルの具として使うために生まれてきたようなオニオンだ。味がギュッと詰まってうまい。サンバルのグレービーも、豆が多めで味わいが格別。香りよく爽快。
そしてなんといっても特筆すべきは、チャトニ。それもそのはず、フレッシュなココナッツを使っていることが大きい。香りや味わいが、ココナッツ・ファインや冷凍物を使っているのと段違い。こちらでないと体験できない味わいと言えよう。あまりにも美味くて、チャトニだけで3回ぐらいはお代わりしてしまった。
それにしても、このポンガルは美味い。友人のカイさんが、ポンガルにハマる気持ちがよくわかる。ちなみに写真の通り、量は少ないのでほとんど一瞬で食べつくした。
ポンガル
サンバル
ココナッツ・チャトニ
超超超ビッグ・ドーサ!
気分が乗ってきた。次は何を食べようかと思案中...ふとあることが頭に浮かぶ。南インドでは、とても大きなドーサがあるんだよというラージ(東京の東池袋にあるA.Rajという南インド料理専門店のオーナー)さんの言葉を思い出した。アショカさんに、「1mぐらいのドーサがあるそうですね」と言うと、笑いながら「食べたいですか?」と。「はい、是非とも」そう言うとアショカさんが、ウェイターに注文している。
作るところ見てくるといいですよとアショカさんが言うので、すっとんで見に行った。そしたらとても大きな鉄板で、ドーサを焼き始めていた。サイズはというと...本当に大きい。
すぐに焼きあがり(それにしても見事な腕前)、席に運ばれてきた。記念撮影をしてから、テーブルに置かれる。ハニーもポンガルを食べ終えていたので、二人で一つ食べるかということに(一人だととんでもない量だ)。とりあえず半分にするが、やっぱりでかい(笑)。
それでもバクバク順調に食べ進む。付け合せのチャトニとサンバルは、何回おかわりしたかわからない。あと、チリ・ポディが付いてきたので、こちらも一緒に食べる。ポディはフリカケみたいなもので、みたところあらかじめギーに浸かってるようだ。これを少量ドーサに混ぜて食べると、これまたイケる。チャトニをつけたり、ポディをつけたり、サンバルで食べたりと、いろいろな味の変化を楽しみつつドーサを堪能。クリスピーで香ばしく食感も素晴らしい。
ビッグ・ドーサ
ビッグ・ドーサ
ビッグ・ドーサ
ビッグ・ドーサ
サンバル、チャトニ
チリ・ポディ
マサラ・ワダ
ドーサは結構なボリュームだった。ここでやめておいてもよかったのだが、せっかくのインドだし、もう少し何か食べようと思いワダを注文。「ワダ コドゥンガ」と、覚えたてのタミル語で、つきっきりでサンバルやチャトニ等をお代わりしてくれてる、おばちゃんに言う。おばちゃん、うれしそうにワダを持ってきてくれる。
普通のワダかと思ったら、中にいろいろ詰まっているので、これはマサラ・ワダだなと思った。カリッとしたダルの食感よろしく、これまた格別の味わいだ。サンバルやチャトニをかけつつ楽しむ。さらに2つ追加して、バリバリ食った。アショカさんも、良く食べるなぁという顔をして、従業員ともどもうれしそうだった。
マサラ・ワダ
カピ(コーヒー)
後のこともあるので、名残惜しいが食事をおしまいにした。食後にコーヒー。ちなみにコーヒーは、タミル語ではカピと言う。おばちゃんにカピを入れてもらう。おなじみのカップで、泡だたせて供される。
泡の部分のまろやかさで、スムージーな口当たりがかなりイケる。ちょっと粉っぽいような感じのするカピは、甘くて格別の美味さだった。なるほど、現地でのコーヒーとは、このような味なのかと、初めてのインドでの食事は、いろいろ勉強になる。
しかもアショカさんに食事をおごってもらったりして、どうもありがとうございました。
カピ(コーヒー)
初インドでの食事に続いて、現地でのインド映画鑑賞も初体験。サティヤラージ主演の「Maha Nadigan」を観に行くのであった。アショカさんに上映している映画館と上映時間を調べてもらい、お礼を言ってアショカさん宅を後に映画館へと向かった。
インドで映画を観る場合、まずチケットを購入する。上映時間の1時間前とかに売り出されるみたいで、全席指定。エアコンが効いてる席とそうでない席があって、値段が違う。外は暑いからエアコンが効いてるほうにしたのだ。それにしても、チケット売り場は、窓口が小さくて、なんだか怪しい。
Maha Nadigan
チケット売り場
ちょっと一服
上映までちょっと時間があるので、近場で茶でも飲みに。朝食が遅めだったのと、結構食べたので、残念ながらお腹が空いてない。本当ならばここでミールスといいたいところなのだけどね。映画館の近所をうろうろしていたら、食堂が見えたのでそこに入る。2枚目の写真の一番下、タミル語でカピと書かれているがRs3。入り口を通るときに、Limcaがあったので、それも飲むことにした。Limca(リムカ)は、インド産のレモン・スカッシュに似た炭酸飲料。どうやらコカ・コーラから出しているらしい。インドに来たら飲んで見たいと思っていた飲み物だ。飲んでみると甘さは控えめで、爽やかな感じ。それを飲み干すと、グラスに注がれたコーヒーを飲む。こちらは暖かいが、甘くてうまい。ちょっと粉っぽいところがなんともいい感じで、暑いインドではこういった甘いものは、特にうまい。 あまり広いお店ではないけれども、昼時ということでミールスを食べている人がいる。あまり品数はないようだが、Rs10と安めで美味しそうな感じがした。お腹が空いてないのが本当に残念だった。
一服
安い
Limcaとコーヒー